教育推進センター長 石井 康夫
学生諸子が、本学への就学前に抱いていた希望を想像すると、「動物のことを専門的に知りたい」、「人の保健及び医療について知りたい」、「それらの舞台を支えている地球環境の仕組みについて知りたい」、ということが浮かびます。希望と書きましたが、それは思い願うことで、具体的な行動としては自主的に勉強をする(したい)、ということです。自分の好きなゲームや音楽やスポーツなど夢中になっている動機と同じです。その動機こそが、大学の講義を受ける上でとても大事なことになります。
我々はそんな学生諸子の好奇心を、専門的かつ具体的に学べる環境を整えることを、使命であると考えています。
自主的な、積極的な学習とは「分かりません、教えてください。」と質問することから始まります。そして、それがとても大事な第一歩で、その一歩が踏み出せれば、あとは様々な方が支援してくれます。なので「分からないことは、恥ずかしいことではありません」。
教育推進センターには、生物、化学、物理、数学の4科目について、個別指導ができるチューター(補助教員)が待機し、その最初の一歩から支える体制を整えています。個別指導だからと言って、構える必要はありません。分からないどんな小さなことでも、友達に聞くにも恥ずかしいと思っていることでも、気軽に相談してください。また、リメディアル(補習)授業も開講しています。
大学の講義は、講義前にシラバスに書かれている内容を予習し、先生の話(講義)を聞き、それについて自ら復習し、体得していく、というのが一つの流れです。しかし、人は同じ話でも、違う方から聞けば、違うように聞けるし、理解も深まると言います。また1回より、2回聞いた方が断然、効果的です。このように、大学の講義について漠然と不安を覚えている、復習してもどうしても理解できない等の時は、是非、利用してください。
どうぞ、大きな声で「分かりません、教えてください」と遠慮なく窓口に来てください。
教育推進センターでは、本学で学びたいと熱意を持って入学した学生の皆様が自学自習を促進できるよう、次のような学習サポート体制を整備しております。
■「生物」、「化学」、「物理」、「数学」のチューターによる個別指導
■「生物」、「化学」、「数学」のリメディアル(補習)授業
■履修相談
教育推進センタースタッフ一同、学生の皆様の御利用を心よりお待ちしております。
御不明な点がありましたら、お気軽に教育推進センターまでお問い合わせください。